交通事故に遭い損害賠償請求の示談交渉で使われる弁護士費用特約保険について

交通事故で補償されるのは、交通事故治療の通院費用、車の補償、休業補償、通院慰謝料などになります。

過失の割合、通院費用、通院頻度、治療期間によって慰謝料の金額は変わってきますが、基本的に保険会社の提示してくる慰謝料は低く提示してくることが一般的です。

適正な慰謝料をもらうためには司法書士、弁護士の先生に依頼する必要があります。

 

そこで役に立つのが弁護士費用特約保険です。

 

交通事故などで加害者に、慰謝料の増額、損害賠償請求、過失の割合の交渉、後遺障害申請の手続きなどをするため弁護士に委任したり相談したりした場合の費用について任意保険会社が負担してくれる特約です。

弁護士に依頼した場合の弁護士費用や訴訟費用などは1事故1被保険者につき

300万円まで、

相談費用は同10万円まで

保険会社の負担となっているのが一般的です。

なお、事前に保険会社に連絡し承認を得る必要もあります

 

弁護士費用特約のみを使っても翌年度の等級には影響はありません。

事故に遭われた方の同居の家族一人が弁護士特約に加入していれば、等級が下がることなく弁護士特約を使うことができます。

 

【※弁護士費用特約の利用条件を加入前に確認】

利用条件は保険会社によって異なるため、加入前に注意が必要です。
たとえば、弁護士費用特約を利用するためには保険会社が指定する弁護士事務所を使うことが条件だったり、保険会社の承認を得る必要があったりします。

弁護士費用特約に加入する前に、補償の対象と範囲、などは必ず確認しておきましょう。

 

むち打ち治療で当院に来院された患者様のケース(弁護士特約を使った場合)

ケース①【過失割合の交渉】

信号のない交差点で、一時停止を無視した車に側方から追突され事故直後は7:3で過失があると言われ、弁護士特約を使い依頼した結果9:1になった。

 

ケース②【示談金の交渉】

過失割合10:0

交通事故治療(むち打ち治療) 期間 100日

通院日数 45日(整形外科での診察は8日、整骨院での治療は37日)

示談金約45万で提示されたが、弁護士に依頼した結果約70万円まで増額

 

また、弁護士の依頼することで、後遺障害に認定される可能性も上がります。後遺症外に認定された場合は慰謝料が100万円以上増額されるケースもありました。

 

令和4年度の年間の事故件数は

栃木県では  3877件 死傷者数 4641名

宇都宮では  1238件 死傷者数 1411名

となっています。

 

宇都宮の事故件数で見ても決して人ごとではありません。

自分自身がいつ事故に遭わせてもおかしくありませんので、万が一の時に備え、弁護士特約に加入してみてはいかがでしょうか。

 

宇都宮なばな整骨院では事故の治療を専門に行っております。

追突事故による怪我、保険会社との対応、慰謝料の相談など、被害者の方が不安なく通院できるように患者さまに寄り添いサポートさせていただきます。

宇都宮、高根沢町、岡本周辺で事故に遭いお困りの方は、宇都宮にある『なばな整骨院』にご相談ください。

無料相談も随時受け付けておりますのでお気軽にお電話下さい。ご予約も承っておりますのでお忙しい方でもスムーズにご案内致します。

交通事故治療、むち打ち治療ならなばな宇都宮交通事故治療整骨院にご相談ください。

 

なばな整骨院についてはこちら(ホーム)
https://www.nabana-seikotsuin.com/

▼宇都宮交通事故施術センターについて▼
http://utsunomiya-jiko.com/

この記事を書いた人

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 なばな整骨院  代表  那花 昌良

7年間の病院勤務を得て宇都宮に整骨院を開業。腰痛症、股関節、膝関節、交通事故治療を専門に取り扱い地域の方の健康の手助けになれるように日々、施術に当たっている。また自身が事故で辛い経験をすることで、一人でも多くの事故患者の力になれるような整骨院を目指している。

 【資格】 柔道整復師
                   NSCA認定パーソナルトレーナー