事故によってむち打ちになってしまった場合、完治するのが一番良いのですが、

中には症状がひどく、痛みは軽減したけれど、違和感、肩・腰の張り感、可動域の制限、天気が悪くなったときに起こる頭痛、手足の痺れなどの後遺症が残る方がいます。むち打ち治療を6ヵ月間継続しても改善せず、保険会社に症状固定と言われたら後遺障害の手続きをして後遺障害等級認定を目指しましょう。

後遺障害等級認定を受けることによって、様々なメリットがあります。

 

まず、後遺障害等級に応じた慰謝料を請求することが可能になります。

また、逸失利益の請求も可能になります。

 

「むち打ち症」は基本的には14級に該当しますが、

認定されるかで慰謝料（示談金）にかなり大きな違いが出ます。

過失の割合、通院費（治療費）、通院頻度、休業損害などによって慰謝料(示談金)は変わりますが、当院に通院していた患者さまで、後遺障害に認定されたことによって50～70万以上慰謝料（示談金）が増額された方もいます。

※申請した方のすべての人が後遺障害に認定されるわけではありません。

当院のむち打ち症状での例ですと、10人中1～2名くらいの割合になります。

認定された方は皆、弁護士の先生に依頼した方になります。

 

交通事故の後遺障害申請・認定までの流れ

警察に連絡

↓

通院先の病院を決める

↓

医師の診察を受け診断書の作成

↓

診断書を持って管轄の警察署に行き人身事故の手続き

↓

事故専門の整骨院で治療の開始（4～6カ月間）

　　　↓

症状が改善しない場合は症状固定（事故後4～6ヵ月）

　　　↓

通院先の病院で後遺障害診断書の作成を依頼（MRI検査など）

　　  ↓

各種資料を保険会社に提出

（後遺障害診断書 、MRI・レントゲン画像、交通事故証明書、事故発生状況報告書など）

      ↓

後遺障害認定の審査を依頼

      ↓

等級の認定、又は非該当（申請してから1～2ヵ月）

      ↓

示談交渉・訴訟など

 

私自身の事故のケース

一時停止を無視した車に左側助手席に追突

相手側のスピードは30Km程度

急ハンドルを切ったため右頭部を窓に強打し側溝にタイヤが落ちた衝撃で首、腰の損傷

頭部痛、首の痛み、腰の痛み、左下肢の神経症状あり

レントゲン検査　腰椎椎間板の狭小化、骨の異常は（－）

頭部CT検査（－）　MRI検査（－）

痛み止め、ビタミン剤、神経に対する鎮痛薬

温熱、電気療法、レーザー、牽引などのリハビリ

治療期間11ヵ月、総通院日数102日（整形外科24日、整骨院78日通院）

頭と首の痛みは改善したが、軽度の腰痛、左下肢に痺れが残ったため弁護士の先生に相談し後遺障害の申請を行いましたが、認定はされませんでした💦

 

レントゲン検査で異常が無いような、むち打ち症状で後遺障害14級が認定されるにはかなりハードルが高いといえます。

保険会社に書類を準備して手続きをしてもらうと認定される可能性はかなり低くなるでしょう。そのことからも、むち打ちで後遺障害14級認定されるためには弁護士の先生に依頼した方が可能性は上がります。

弁護士の先生に無料相談し利用者様のメリット・デメリットなどを考慮すると良いでしょう。

 

まずは、後遺症として痛みを残さないためにも症状がある場合は事故専門に取り扱っている病院や整骨院で治療を開始しましょう。

当院は宇都宮市にある交通事故、むち打ち治療専門の整骨院です。宇都宮市で事故に遭われた多くの患者さまが通院しています。無料LINEやお電話で無料相談のご予約も受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

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